2014年4月26日土曜日

現代医学から取り残された「筋筋膜性疼痛症候群」

 みなさまこんにちは。
トリガーポイントセラピストの野田です。

今日は筋肉が原因で起こる痛みのお話です。
筋筋膜性疼痛症候群と言う病名をお聞きした事はございますか?

筋筋膜性疼痛症候群とは
筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせい とうつうしょうこうぐん、Myofascial Pain Syndrome:MPS)は、
筋肉が原因となって痛みやしびれを引き起こす病気です。 日本では筋痛症とも呼ばれることもあります。

この病気は1980年代にアメリカで『Travell & Simons’ Myofascial Pain and Dysfunction: The Trigger Point Manual
(筋筋膜性疼痛と機能障害: トリガーポイントマニュアル)』(Janet G. Travell 医師とDavid G.Simons医師の共著)という医学書にて発表されました。

通常、我々が急激に重い物を持ったり、無理な姿勢等により繰り返し筋肉に負荷をかけると筋肉に微小損傷が発生します。
いわゆる筋肉痛の状態です。通常、この痛みは数日程度で自己回復をします。しかし、さらに、繰り返し筋肉に負荷を与えたり、
寒冷にさらされたりりて血行の悪い状態を作ると、その部分が痙攣(けいれん)状態になり短期間で自己回復できなくなります。
この状態が筋筋膜性疼痛症候群(MPS)になった状態です。

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)では一般的な筋肉痛とは異なり、痛みやしびれの強さが相当激しいものになり、
更に痛みやしびれの範囲が広範囲に発生します。

(MPS研究会より抜粋)

この筋筋膜性疼痛症候群にトリガーポイント注射、鍼、手技が有効であると言う事なんです。


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