2014年5月9日金曜日

呼吸ダイエット

ポラリティセラピー担当の寺嶋です。

みなさん、仰向けになって床に寝てみてください。
どうですか?
下腹部は呼吸する度に、
大きく膨らんだり、しぼんだりして拍動していますか?
それとも小さな拍動ですか?
それとも拍動はしていませんか?

小さな拍動の方や拍動の動きのない方は、
呼吸が浅くなっている可能性があります。
普段あまり呼吸は意識されませんが、
こういった方法でチェックできます。

呼吸とは呼気(吐く)と吸気(吸う)から成ります。
つまり、吐いてから吸うのが呼吸。
ラジオ体操の吸ってから吐くというのは、
呼吸と言うより、吸呼です。

たくさんのクライアントさんに共通していることのひとつに、
呼吸が浅いことが挙げられます。
もっと具体的にいうと、息を吐けていないので、
息を吸えていない状態です。
普段の生活の中で生まれた緊張の蓄積が
呼吸が浅くなる原因のひとつです。

去年、大阪の中之島で開催されたアウトドアヨガ祭りに参加しました。
私はブース出店でセッションしながら、
いろんな人がヨガをしているのを見ていました。

すると、ヨガをしている人の多くが息を吐けていないのです。
息を充分に吐けない(同時に充分に吸えていない)状態で、
ポーズを取るのは苦行のようにしか見えませんでした。

健康にいいからヨガをしているのかもしれませんが、
あれではカラダが辛いばかりです。

私たちには横隔膜という呼吸に関わる
大きな筋肉が肋骨の下にあります。
呼吸が浅い原因のひとつに、
この横隔膜の硬さが挙げられます。
実は横隔膜が硬い人に、身体が硬い人が多いのです。

そういったことも考慮すると、
本来、人は呼吸とともに動くことが効率の良い動き方だと、
私は感じています。
特にヨガのような深い動きをするときは、
より深い呼吸が必要になってくると思うのです。

また、ダイエットで有酸素運動がいいと言うことで、
運動をされる方がいます。
これも呼吸が浅いと最初は苦行のようになります。
酸欠の状態で有酸素運動をするわけですから。

私が思うに、まず呼吸を充分にできるようになるだけで、
ダイエットは可能だと思います。
なぜなら、呼吸が浅いときに、
使えていなかった筋肉を使えるようになるので、
それだけで代謝が確実にあがります。
特に運動をしなくても、呼吸をするたびに、
これまで以上にカロリーを消費できるのです。

そのためには、まず蓄積した緊張をおろして、
身体を緩めること。
身体が緩まれば、これまで難しかった動きもスムーズに
できるようになりますよ。

生活の中で生まれた緊張をおろして、
身体を緩めるるためのサポートを
ポラリティセラピーのセッションで
させていただいております。

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