三人の子供さんを持つお母さんのヒプノセラピーをさせていただきました。
主訴は、
『人が怖い。大勢の人といると動悸がする。情緒不安定になる。自信がない。何やってもあかんのちゃうんか、と思ってしまう。皆が自信にみちあふれているようにみえる。』
幼少期は姉妹で比較されて育ち、劣等感をうえつけられおとなしい、しゃべらない子供だった。
父親からなぜかいつも自分だけが怒られる。
頭を叩かれる。父親=恐怖でしかなかった、とのこと。
年齢退行療法で、親との関係が癒されたあと、
『自信がないと感じる他の原因の場面があればそこへ』と誘導すると、
突然、第二次世界大戦中のフランスへ。
自らの潜在意識が前世へ戻っていかれたため、
そのまま前世療法をさせていただいた。
その前世で彼女は、生きるために仕方がなかったある理由からドイツへ。ドイツが負け、米兵に助けられ、故郷フランスにやっと戻ったとき、
大勢の見知らぬ民から、集団で殴る、石を投げられる、などの残虐な暴行を仲間とともに受ける経験をする。
最後はピストルを用意された小さな部屋に連れていかれ、選択の余地なく、31才の若さで、自ら非業の死をとげられていました。
その前世からの学びは
『人の意見ではなく、自分に正直に生きること』
マスターから受け取ったメッセージは、
『バカになれ。心を閉ざさず使え』
『もの事を楽しめ』
最後は未来世療法で、数年後の未来へ。
そこには、エネルギーにみちあふれて楽しんで生きている自分の姿を、しっかりと感じることができていました。
未来の彼女は、もちろん対人恐怖も感じておられません。
『こんなに泣いたのははじめてです。すっきりしました。
(前世の体験から)だから人が怖かったんですね。』
解催眠後、清々しい表情で笑顔で話されました。
ヒプノセラピーは、受けてみたい、そう思ったときが受けるときです。
自分の魂を自分で癒しにきてください。
お読みいただきありがとうございました。
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