2020年11月26日木曜日

人が怖い理由




三人の子供さんを持つお母さんのヒプノセラピーをさせていただきました。



主訴は、
『人が怖い。大勢の人といると動悸がする。情緒不安定になる。自信がない。何やってもあかんのちゃうんか、と思ってしまう。皆が自信にみちあふれているようにみえる。』



幼少期は姉妹で比較されて育ち、劣等感をうえつけられおとなしい、しゃべらない子供だった。

父親からなぜかいつも自分だけが怒られる。
頭を叩かれる。父親=恐怖でしかなかった、とのこと。


年齢退行療法で、親との関係が癒されたあと、


『自信がないと感じる他の原因の場面があればそこへ』と誘導すると、



突然、第二次世界大戦中のフランスへ。
自らの潜在意識が前世へ戻っていかれたため、
そのまま前世療法をさせていただいた。


その前世で彼女は、生きるために仕方がなかったある理由からドイツへ。ドイツが負け、米兵に助けられ、故郷フランスにやっと戻ったとき、


大勢の見知らぬ民から、集団で殴る、石を投げられる、などの残虐な暴行を仲間とともに受ける経験をする。


最後はピストルを用意された小さな部屋に連れていかれ、選択の余地なく、31才の若さで、自ら非業の死をとげられていました。


その前世からの学びは

『人の意見ではなく、自分に正直に生きること』


マスターから受け取ったメッセージは、
『バカになれ。心を閉ざさず使え』

『もの事を楽しめ』


最後は未来世療法で、数年後の未来へ。

そこには、エネルギーにみちあふれて楽しんで生きている自分の姿を、しっかりと感じることができていました。


未来の彼女は、もちろん対人恐怖も感じておられません。


『こんなに泣いたのははじめてです。すっきりしました。
(前世の体験から)だから人が怖かったんですね。』 


解催眠後、清々しい表情で笑顔で話されました。


ヒプノセラピーは、受けてみたい、そう思ったときが受けるときです。

自分の魂を自分で癒しにきてください。


お読みいただきありがとうございました。




0 件のコメント:

コメントを投稿