2020年11月23日月曜日

必殺仕事人

連休のひとこまをご紹介します😊


実家のテレビアンテナ修理の立ち合いに行ってきました。


母の希望で、いつも母が利用している某電気メーカーのチェーン店に、修理を依頼。


そこにやってきたのは、一人の白髪のご老人。

二階に上がると、はぁはぁと苦しそうに息が上がっているのが分かり、
一緒に暮らしていた主人の義理父を思いだし、おそらく推定85歳前後かな、といった感じ。(後で正解だと分かりました)


アンテナのことなんてさっぱり分からない私は、 
『どこが悪いのか?』
『なぜそこが故障の原因と分かるのか?』
と興味津々に質問すると、


おじいさん、しばらく黙々とアンテナやコード類などあちこち調べた🔍あと、

素人の私にも分かりやすく端的に、まるでコナンのごとく故障理由を説明してくださった💡


お世辞にも、修理はスピーディとは言えなかったものの、


きちんとテレビがみれるようになり一安心。

『今後テレビが4K、8Kにかわっても対応できるような最新のものをつけておきましたから』
と言ってくださった。この道の専門家だなぁ!と感動✨


『働くのが好きなんですわ。動けなくなるまで働きたいと思ってます。』


時々、高齢者の仕事人に出会う。
そしてその人の仕事ぶりに感動したとき、いつも思うのは、

『この人を雇っている、この会社ってすごいなぁ✨』という思い。


若い人のほうが、スピードは早いし、見た目もよいから、世間的には喜ばれるのかもしれない。


だから実際、若い人ばかり雇っている職場も多いことを知っている。
若い人のほうが、扱いやすいとかの隠れた理由もあるのかもしれない。


でも、年配の人には年配者にしかできない、経験を重ねてきたからこその深みのある対応と仕事ができる。



だからといって、年配ばかり揃えればいいとかいっているわけではなく、


偏らずまんべんない世代がいることで、それぞれの長所、短所を補って、
お互いを見習ったりしながらやっていくから、
よい組織が出来上がるのかなと思う。


だから、年配の人をあえて雇っている会社はすごい!と思うし、その人の仕事ぶりに感動をしたときに、

『この人を雇っているこの会社は見る目があるから、この会社はすごい!!』
と私はその会社に対する信頼の気持ちを無意識に似た感覚で持つ。


だから、また次もあそこに行こう!次もお願いしよう!と思う。


もちろん年齢にかかわらず、不誠実な対応をする人に当たると、
『もうできるだけここに、来ないでおこう。この人を雇っているこの職場は信頼できないなぁ。違うところに行こう』
と足が遠のくのは、私だけではないだろう。 


『私もこんな仕事人になりたいなぁ』
と白髪のご老人の背中がかっこよくみえました。

三連休最終日の貴重な出来事でした。


お読みいただきありがとうございました😌🍀





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