伊勢神宮の旅の思い出

今年も残すところあとわずかになりました。

私の仕事納めは29日なのであとひとふんばりです。

今日仕事帰り、電車の中でぼんやりと、この一年の出来事を思い出していました。

正直嬉しくないような、なさけない出来事や、辛いこともあったけれど、とても幸せな出来事も思い出された。

今年一番の幸せな思い出は、始めて姉達と三人姉妹だけで伊勢神宮参拝に行けたこと。

はじめは高齢の母が生きている間に、３人で伊勢神宮に連れて行こう、という計画だったのですが、

諸事情のため母を連れていけないことになり、でもせっかくだからと姉妹だけで行くことに。

そこで初めて一般の参拝(垣根の外から)ではなく、

内宮、外宮ともに、御垣内参拝(みかきうちさんぱい)=正式参拝を経験させていただきました。

伊勢神宮の正式参拝とは、通常の参拝では入ることを許されない神様の近くへ行き参拝させていただくことです。

せっかく遠くからはるばる行っても軽装や参拝の目的によっては、正式参拝を断られることもあるらしく、

何度か正式参拝を経験したことのある次女の誘導のもと、黒い礼服、黒い靴に着替えて三人で参拝しました。

私は気づかなかったのですが、参拝前は雲り空でしたが、参拝を終え神主さんの合図で顔をあげたとき、

内宮の屋根の上が太陽の光がさして、反射できらきら輝いていたよ、姉が後から教えてくれた。

もう一つ忘れられない伊勢神宮での面白体験が。

御正宮に向かって外宮の参道を歩いていたときのこと。

途中、少し立ち止まって三人で向かい合って何やら話していたとき、

突然、こちらにむかって、一匹のカラスが真正面から低空飛行で飛んできた。

至近距離で飛んでくるカラスと真正面目で目が合ったのは、生まれてはじめての経験で、

あまりの速さと突然の出来事に驚き、直立不動のまま動くことができず、

うわーくちばしがーーー！！

危ない！！

と思ったら、

直前で、すーっっっと、カラスは空に向きをかえて、私の額すれすれを通過し上空へ舞い上がっていった。

なんだ？今の…

びっくりした…

姉たちはカラスが目の前を横切ったので、びっくりした！と驚いていたが、

真正面から飛んでくるカラスと至近距離で目が会った私は、本当に腰を抜かすほど驚いた

なんだかびっくりしたけど、

カラスは神様のお使いと聞いたことがあるし、

しかも伊勢神宮(日本人の総氏神である天照大御神が祀られている、 日本最高位の神社と称される神社)での出来事なので、

意味も分からずラッキーな気持ちに🍀

いい思い出になりました😊

この旅は、途中ほかにも、良いご縁をいただいたり、ギフトのような出来事をたくさん経験した。

子供のころは、次女とはどうでもいいことでよく姉妹げんかをした。

でも二人ともずっと私の自慢の姉たちだった。

私はいつも二人を目標にしていたように思う。

大人になった今でも多才で尊敬する姉たちにはとてもとても追いつけない。

でも本音を言い合い、ときにはけんかし、悪いと思うことは、お互い遠慮なく注意し合うことができるので、すぐに仲直りできる。

　

困ったときには、助け合い、支え合い、協力し合うことができる。

​この姉たちの妹で良かったと大人になってからつくづく思う。

依存しあうでもなく、それぞれちょうどよい距離感を心得ている。

帰りの電車の中で思い出した今年の幸せな出来事でした。

備忘録がてら✏️

お読みいただきありがとうございました😌

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