こんにちわ😊
ただいま新サロンに向けての移転準備中。
とてもほっこり嬉しい出来事があったので、
久しぶりに息抜き、ブログを書こうと思いました🍀
今日は、旧サロンの引き渡しの日。朝から入念に最後のお掃除をして、4年間のお礼を心の中で告げました。
そこに現れた、不動産屋さんのおじさん。
浅黒く日焼けし、スーツをパリッと着こなしたおじさんは、御年70歳✨👀
実年齢より15~20歳は若く見えたのでとても驚きました。
立ち合い確認していただき、すぐお別れするのだろう、と思っていたのですが、
お部屋の中でおじさんと長い間、時間を忘れて立ち話。といっても、おじさんの一人舞台。おじさんの素晴らしい人生を教えていただきました✨✨
おじさん『今日は私の娘も神奈川から東京に昼から引っ越し言うてたわー。妻は、東京で泊まるとこができたと、喜んでいるけどね😁今頃娘も忙しくしとんちゃうかなー』
そんなたわいもない話から、おじさんの物語はスタートしました。
おじさんの出身は鹿児島のトカラ列島、中之島というところ。屋久島より南の小さな島で、7人兄弟の末っ子として産まれたそうです。
産まれたときは、まだアメリカの占領下だったそう。
おじさんは、若い頃船乗りになる夢があったのですが、父親から激しく反対されたため、夢を諦め、関東の大学へ。そのままそこで就職してすぐに、神戸に異動に。そこで今の奥さんと知りあったそうです。
田舎に戻って漁師になりたい夢を捨てられずにいましたが、『田舎暮らしは死んでもイヤ』という奥さん。彼女を選んでここに残るか、散々悩んだおじさんは、『仕事はいくらでもある!』と思い、結局最終的にはそのときの仕事もかえ、今の奥さんとの結婚の道を選んだそう。
そんなに愛されて結婚した奥さん、なんて幸せな女性なんでしょう💖
おじさんは、子育てで、子供たちにいちども勉強しろ!と言わなかったそうで、『好きなことをしろ!』といって育てた結果、
現在ご長男は医師に、娘さんは一級建築士になり、東京でスカイツリーの近くの高層ビルを建てる仕事を担当しているそうです。
奥さんはいつも楽しそうにしていて、韓流スターが大好き、関東の韓流コンサートに行ったり、65歳で韓国語教室に通い、韓国旅行に行くなど好きなことをして暮らしているそう。
夫婦共にいつも別々に好きなことをしている、ただ奥さんの食べ過ぎ太りすぎだけが気になる、とおじさんはにこにこ話されました。
でもおじさん、『魚釣りをして暮らしたい!』という夢が捨てられず、両親の亡きあと空き家になっている中之島の家に、一人で戻ろうかと最近思っているそう。ご兄弟が近くに住んでいるとのこと。
『仕事をやめさせてほしい』、ともう会社にもすでに伝えているそうで、
家族もみんな賛成してくれているらしく、
『こっちと向こうを行ったり来たりしたらいいやん🎵』とすすめてくれているのだそう✨
『温泉がでるからね♨️水もただみたいなもんやしね、お金はそんなにかからない。ガスと電気はあるし、最低限の生活やけどなんとかなると思とんねん』と目をキラキラさせて、おじさんは今後の人生計画を話してくれました。
『人生好きなことをせなあかん!失敗したら、違う道に行ったらええ。僕も何回か仕事かわってきたよ。でもお金なんて持って死なれへん。ためんでええ。好きなことをするほうだ大事や!』
おじさんは、出会ったご縁にと、ときどき担当の家に住んでいた人や外国人の人たちにもこんな話をするそうです。『高級マンションは違う社員の担当やけどね😁お幸せに!』
私はカウンセリングを卒業する人によく『どうぞお幸せに!』とお別れの言葉をお伝えします。
もう二度とカウンセラーの私と会わないですむ人生を歩んでいきますように、との思いをこめて。
でも今回は、おじさんから別れ際に、いつも私が伝えている『お幸せに!』という言葉を力強く言っていただき、とても驚き感動しました。
黙々と引っ越し作業に集中していた私の心が、とても暖かい気持ちになりました♨️
新サロンに引っ越しという転機を迎える私に向けて、おじさんか、見えない世界のどなたか(?)からのプレゼント🎁だったのかな😌
さぁ、あとひとふんばり、ぼちぼちいきます🍀✊😊
お読みいただき、ありがとうございました🕊️
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