2018年12月17日月曜日

統合医療ってなに?

Vol.4『統合医療って何?』

12/23(日)三木文化会館にて、午後からは、統合医療の知識が深いお医者さん3人が登場します\(^o^)/

統合医療(※)は、西洋医学も自然治癒力を引き出す伝統医療も、合わせた医療をさします。

AかBか?をさしているのではなく、必要であれば、AだけでなくBもなんならC…という欲張りな医療かも、です。

私自身は、その人が今よりよくなればいいと思っているので、治る手段の引き出しは多いほうがいいから、西洋医学だけでなく、そのときに、有効な方法を、その人が好きに選んだらいいと、思っています(*^^*)

ここだけの話、普通の病院で働いているときは、統合医療という言葉は、知りませんでしたf(^^;

ただ、手術室でアロマを使う看護研究があるとか、看護師更衣室の研修お知らせロッカーに、催眠療法事例発表会、とか書いてあったとか、医療の一部のような感覚で自然にとらえていたように思います。

まだまだ知らない人が多い医療かもしれませんが、
明治以前は、鍼灸などの統合医療が日本の医療の主流だったのです~😊

       温故知新

ですね😉💕


(※)以下は厚生労働省の統合医療についてのページからです

1、天然物(Natural Products)
ハーブ(ボタニカル)、ビタミン・ミネラル、プロバイオティクスなど


2、心身療法(Mind and Body Practices)
ヨガ、カイロプラクティック、整骨療法、瞑想、マッサージ療法、鍼灸、リラクゼーション、太極拳、気功、ヒーリングタッチ、催眠療法、運動療法など


3、そのほかの補完療法(Other Complementary Health Approaches)
心霊治療家、アーユルヴェーダ医学、伝統的中国医学、ホメオパシー、自然療法など
(国立補完統合衛生センター[米国]、2017/3/16現在)

(統合医療学会のHPから抜粋)

【統合医療とは
疾病を治療し症状を緩和する方法には「対症療法」と「原因療法」があります。
これまで多くの医療機関などで実践されてきた医療は、「対症療法」を中心とした近代西洋医学を根本としてきました。

しかし昨今、国際的な医療の趨勢(すうせい)は、単に病だけではなく、人間の心身全体を診る「原因療法」を中心とした伝統医学や相補・代替医療も必要であるという考え方に急速に移行しています。

統合医療とは、二つの療法を統合することによって両者の特性を最大限に活かし、一人ひとりの患者に最も適切な『オーダーメイド医療』を提供しようとするものです。

実際に、救命救急や外科手術などの臨床現場では近代西洋医学でしかなしえない治療が施されます。しかし一方で、慢性疾患の治療や予後の療養、さらには近代西洋医学では治療不可能と言われた症状に対して、伝統医学や相補・代替医療の有効性が数多く報告されています。

また、超高齢社会が進み行く現代社会においては、治療としての医療だけではなく、疾病予防領域も重要視されており、統合医療への期待度は益々高まると予想されています。

このように、治療と予防医療の両面から対症療法・原因療法を相互発展・連携させていく統合医療の推進が、日本にとっても急務となっております。】


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