2015年7月10日金曜日

グリーフセラピー(悲嘆療法)

グリーフセラピー(悲嘆療法)と呼ばれるものがあります。

自分にとって大切な人が亡くなられたことで、後悔や罪悪感など、未消化な思いを抱えておられる方に有効です。


これは、イメージの中で、身近な亡き人の魂との出会いによって、抱えている問題を軽減したり、解決を図ったりできます。





先日、催眠療法を受けに来られた方。

『友人から、ヒプノセラピーはとにかくすごくよかったからと、その日に電話をもらいすすめてもらった』と、
とってもうれしいお言葉をいただきました。


その方は年齢退行療法を受けに来られたのですが、
問診で、親い人の死が、まだ消化されずに大きな心のしこりになっていることが分かりました。

後悔の念や罪悪感から前を向けない状況でした。


そこで年齢退行療法の後に、悲嘆療法も時間がゆるせば行うことをご提案しました。

彼女も、『ぜひお願いします』と。

そして悲嘆療法もセッションの最後に行い、
彼女は会いたかった人の魂と対話をしました。

彼女は、聞けなかった本当の理由を尋ね、伝えられなかった思いを伝え、大切な人からのメッセージを受け取っていました。

たくさんの涙を流した後、

『不思議な感じでしたが、相手の気持ちがよく伝わってきました。やっとすっきりしました』と、
おっしゃられました。


心理学者のユングやフロイトがいう集合無意識(潜在意識の中にある)で、

あらゆる全ての存在はつながっていますので、

催眠下では大切な人にイメージの中で出会い、対話することができます。


すっきりした表情の彼女が、
次のステージに進む姿のイメージは、とても簡単でした。


お読みいただきありがとうございました。

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