【高校生のヒプノセラピー】
Mさん。
中学生の頃から不登校のため、母子共にそれぞれクリニックでカウンセリングを担当させていただいていました。
高校入学後、しばらくおちつかれていたのですが、再び不登校ぎみに。
スクールカウンセラーも受けていたようですが、退学するかどうかの分かれ目でした。
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退学と同時に、Mさんが努力の末勝ち取った学校側も期待する、海外留学も手放すことに。
周囲の大人達や同級生達の想いに翻弄され、Mさんは、自分がどうしたいのかどうするべきなのか分からなくなっていました。
そんなときにMさんは、ヒプノセラピーを受けられました。
お母様も以前受けていただいていました。
はじめは何をされるのか不安そうだったので、事前説明と、催眠の練習を丁寧に行い開始ました。
セッションはインナーチャイルド療法を行いました。
ご家族はMさんが学校に戻り、留学を選択することを期待して催眠療法に連れて来られたのですが、私はMさんの傷ついた心を癒すことだけに集中してセッションを行いました。
Mさんは自分で良い道をきちんと選べるだろうと信じていたからです。
Mさんは、自身の潜在能力で自身を癒し、たくさん涙を流されたあと、すがすがしい笑顔できらきらしていました。
後に、お母様からメールで、Mさんが留学を選ばれたことを報告していただきました。
これからも自分らしい人生を、歩まれますように祈っています。
お読みいただきありがとうございました。